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ユーミン、こと、あの松任谷由実さんが、この「『いちご白書』をもう一度」の作詞・作曲者である荒井由実さんと、同一人物であることを、知ってる人も、ずいぶんと、少なくなりました?かな(笑)
まあ、この音楽館に、よく来る人は、ほぼ同世代でしょうから、バンバンというのが、「ばんばひろふみ(馬場弘文) 」さんのニックネームということも、もちろん知ってます?よね(笑)
でも、バンバンというのは、最初、三人のグループ名で、あとのメンバーは、高山弘さんと、今井ひろしさんでしたが、この曲がヒットしたときは、高山弘さんは脱退し、バンバンは二人組みでした。
なお、高山弘さんは、のちに演歌の「心凍らせて」をヒットさせた高山巌さんのことです。
いつか君と行った映画がまた来る
授業を抜け出して二人で出かけた
「いちご白書」というのは、1970年(昭和45年)公開されたアメリカ映画の、「The Strawberry Statement」の邦題で、オリジナルサウンドトラックは、バフィー・セイントメリーの「サークル・ゲーム」です。
いわゆる、昭和20年代生まれの、団塊の世代の方々が、まだ学生だった頃のお話しなんで、公開当時のロードショーのときは、その世代よりは若いぼくは、まだ子供だったので、あとからリバイバル公開した名画館で見ました。
映画は、1960年代後半から、アメリカを中心に世界の先進諸国で「流行った」、と言えば語弊があるだろうけど、学生紛争または学生運動(スチューデント・パワー)を、シリアルにとらえ、ラブストーリーも交えてあるものの、やはり、どちらかといえば、硬派の映画です。
いわば日本で言うところの非商業ベースのATG(独立プロ)作品、いまでいうインディーズ映画に近いかもしれません。
現在でも、テレビの深夜映画でもたまに放映されたり、ビデオにもなっているようです。
個人的には、この硬派ストーリーの映画は好きなんですが、映画としての評価は、分かれるでしょうね。
ともかく、この歌ほどには、ヒットした映画とはいえないのは確かな感じがします。(笑)
雨に破れかけた街角のポスターに
過ぎ去った昔が鮮やかに甦る
むかしは、映画のポスターというものが、街角のあちらこちらに貼られていました。高校時代に、映画研究部に所属していたぼくも、実は、このポスターを持っていたんですが、いつのまにか紛失してしまいました。
もっとも、この「いちご白書」は、まだ恋人もいない頃、ぼくはさびしく、一人で見に行ったんで、余り甦らせたく思い出です。(^0^*
僕は不精髭と髪を伸ばして
学生集会へも時々出かけた
これも、今となっては、長髪がおしゃれのためのヘアスタイルの一種というより、反体制のシンボルであったという時代背景から説明しないといけないかもしれません。
そして、ここでいう、学生集会についても、ホームルームなどではなくて、「安保粉砕!、安保粉砕!」なんやかと、シュプレヒコールして、デモに移る前の決起集会のことです。
シュプレヒコール…うわっ、これも死語ですね。
シュプレヒコール…もう、めんどくさいので説明省略…、お近くの「硬派おじさん」にお聞きください。(笑)
そのころ、デモに参加した人たちは、いまは、おそらく髪を伸ばしたくても伸ばせないでしょうね。
もちろん毛根の関係から。(笑)
就職が決まって髪を切ってきたとき
もう若くないさと 君に言い訳したね
このフレーズは、今でも生きているようですね。
もちろん、フリーターとしての道を堂々と歩む場合は別として、通常は、社会人になるために、髪の毛はカットして、チャパツを黒髪に戻して、紺色のスーツを着て、いわゆるリクルートスタイルになったときに、口ずさむと似合います。(^0^*
君も見るだろうか 「いちご白書」を
二人だけのメモリー どこかでもう一度
テレビで放映される映画なんかを、恋人や夫婦で観るときには、必ず注意しましょうね。
その映画を観たときの状況を、よく思い出しましょう。
うっかり、「懐かしいね、この映画は良かったよな、確か梅田で観たよね。この映画を観たあとに…」、などと、うっかり言うと……。
違う人とのメモリーだったりして。(笑)
まあ、パソコンと同じく、メモリは増設しておきましょう。(笑)
(初稿1999.10 最終改訂2001.6) |