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お気に入りの唄 一人聴いてみるの
オリビアは淋しい心 なぐさめてくれるから
オリビア・ニュートン・ジョン(Olivia Newton-John)…。
シドニー・オリンピック(2000.9)の開会式で久しぶりに見ましたが…やはり、時の経過は、残酷そのものでした。(笑)
もちろん、この歌の頃、つまりは20年以上前の「オリビア」は、清純そのものと言った雰囲気で、まさか、その後、乳癌の闘病生活をしたり、離婚したりなんて、夢にも思いませんでした…。
ジャスミンティーは 眠り誘う薬
私らしく一日を 終えたいこんな夜
オリビアの歌に、ジャスミンティー、なんともお似合いです。
「茉莉花」と書いた中国茶をお土産にもらった人も多いでしょうが、当時は、まだ、清々しい香りのするジャスミンティーという言葉に、新鮮なイメージがありました。
出逢った頃は こんな日が
来るとは 思わずにいた
We meet only to part, as they say.
逢うは別れのはじめなり、とよく言いますが、確かに、出逢った頃に、別れを意識するなんてことはないですよね。
もちろん、幾多の別離を繰り返した学習効果によっては、この真理を会得した方々も多いとは思いますが…。(笑)
それでも、あっけなく終わるなんて、思いもしないものです。
Making good things better
いいえ すんだこと 時を重ねただけ
疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの
恋は、誤解と錯覚に縁取られた男女の情念が描く、幻影と気がついたときに、人は夢から覚めるものです。
夢か現か(うつつか)まぼろしか…いずれにしろ、良い夢であれ、悪夢であれ、覚めない夢はない以上、夢見る頃を過ぎれば、ただただ、虚しさだけが漂う…。
誕生日には カトレアを忘れない
優しい人だったみたい けれどおしまい
洋ランの女王と賛辞され、優美な貴婦人の異名を持つカトレアは、美しく清楚な華やかさがあり、男性から女性に送る最高の花とも言われています。
花言葉は、「あなたは美しい」、「純粋な愛」です。
愛は消えたのよ 二度とかけてこないで
疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの
もっとも、誕生日に、さりげなく、カトレアを贈れるほどの男性は、確かに優しいけれど、おしまいにして、正解のような気がします。
こんなプレイボーイには、やはりご用心。
とはいえ、こんな男性に、死ぬまでに一度は、出逢ってみたいという女性も多いでしょうか。(笑)
さて、この「オリビアを聴きながら」は、杏里さんが歌って、ヒットしましたが、実は、ぼくは、この曲は、つい最近まで、杏里さんの作詞作曲と思っていました。(笑)
それほど、イメージに合ってたのでしょう。
ところが、この前、テレビ番組で、尾崎亜美さんが、ピアノの弾き語りでこの曲を歌っているのを聞いて、尾崎亜美Versionも、なかなか、いいなと思いました。
我ながら、気が多い?(笑)
しかし、ややハスキーな声ながら、しっかりとした歌唱力の尾崎亜美さんの声は、杏里さんとは、また違った「オリビア」を感じさせてくれます。
尾崎亜美さんは、資生堂のCM曲「マイピュアレディ」で有名になりましたが、シンガー・ソングライターとしての活躍以上に、南沙織、松田聖子、松本伊代などに提供した曲でも話題になり、現在も、日本のポップス・シーンを代表する女性アーティストとして活躍されています。
(初稿2000.12 未改訂) |