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「酒と泪と男と女」―河島英五

俗に、「酒は百薬の長」という言い方がある一方で、「酒は悪魔の水」、「酒は命を削る毒薬」とも言います。
世界の人類の中で、日本人種が属するモンゴロイド系種族の何割かは、飲酒したアルコールを水と二酸化炭素に分解される前の化合物、アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが遺伝的に少ない、または弱くなっていて、酒を体質的に受け付けません。

ぼくも、どちらかと言えば、酒に弱い方の人類で、少し飲んだだけで、^〜^が、すぐ(*^.^*)となってしまいます。

同じ人類でも、酒に弱い人類もいれば、強い人類もいる。
人類、人類と言えば…ホモ・サピエンス…「ホモ・サピエンス」と言えば、河島英五さんが高校時代から組んでいたバンド名です。
(なんか前振りにしては長かったですか?(笑))

  忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに
  包まれた時に男は酒を飲むのでしょう

酒が飲める人は、ほんとに羨ましいですね。
なんであれだけ、酒を飲めるのかと思うくらいです。
そして酒を飲めば、すべてを忘れて、この世のウサを晴らせる。

  飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで
  飲みつぶれて眠るまで飲んで
  やがて男は静かに眠るのでしょう

ここまで飲んだ経験はないけど、ぼくも限界を超えれば、眠くなります。ぼくの場合は飲みつぶれる前に眠るんですが。(笑)
まあ、もっとも女の子と飲んでいて、下心があるような場合は、分解酵素が活性化して全然酔わないような気もしますが。(笑)
あっ、もちろん、若い時の話しですよ〜。(゚-^*)/-☆

  またひとつ 女の方が偉く思えてきた
  またひとつ 男のずるさが見えてきた

下戸でも、このフレーズは分かります。
失恋したときなんか、ほんとっ、しみじみと。(笑)
堅実な道を選択する賢明な女と、夢が叶うことはないと知りつつ、夢の轍(わだち)にしがみついている男。
いや、しがみついている「振り」をする男。
う〜ん、それもまた、人生ですかね。(笑)

  俺は男 泣き通すなんて出来ないよ
  今夜も酒をあおって眠ってしまうのさ
  俺は男 泪を見せられないもの

今の時代に、俺は男だ、お前は女だ、という言い方は、性差別として、怒られるかもしれないけど、俺は男なんだからと、やはりそんな男意気は、いつの時代であっても欲しいですよね。
こんなの時代おくれと言われそうですが…おっと、そう言えば、「時代おくれ」という曲も河島英五さんにはありました。(笑)

  飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで
  飲みつぶれて眠るまで飲んで
  やがて男は静かに眠るのでしょう

そうです、嫌なことがあった今日のことは、居酒屋でも、ショットバーでも、あるいはキッチン(笑)でもいいから、酒を、あおるように飲んで、すっかりと忘れて、そして、明日のために、眠りましょう。
ただ、二日酔いにならない程度にね。(笑)

追記
2001年4月16日午前3時22分肝臓疾患のため死去。
享年48歳。
ご冥福を祈ります。
(初稿1999.11 最終改訂2001.5)



酒と泪と男と女

  作詩/作曲 河島英五

忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに
包まれた時に男は酒を飲むのでしょう
飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで
飲みつぶれて眠るまで飲んで
やがて男は静かに眠るのでしょう

忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに
包まれた時に女は泪見せるのでしょう
泣いて 泣いて 一人泣いて 泣いて
泣きつかれて眠るまで泣いて
やがて女は静かに眠るのでしょう

またひとつ 女の方が偉く思えてきた
またひとつ 男のずるさが見えてきた
俺は男 泣き通すなんて出来ないよ
今夜も酒をあおって眠ってしまうのさ
俺は男 泪を見せられないもの

飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで
飲みつぶれて眠るまで飲んで
やがて男は静かに眠るのでしょう

1975年(昭和50年)
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