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きみをさらってゆく 風になりたいな
きみをさらってゆく 風になりたいよ
宮崎駿監督のアニメ映画「となりのトトロ」で、まいごになった妹メイを懸命に探すサツキに、トトロがねこバスを呼び、ねこバスがサツキを乗せて、山や田畑を越えて、メイのもとへ運んであげるというほのぼのとした名シーンがあります。
高圧線をびゅんびゅん揺らして綱渡りしながら、田畑に分け入り、稲穂を波のようにそよがせて行くねこバスは、サツキたち以外の人には、風のようにしか見えません。
そういえば、俳句の秋の季語で、野の草を吹き分ける風のことを「野分」といいますが、ねこバスが走っているかどうかは、ともかくとして、風の向き、強さ、弱さ、風の通り道に、季節の移ろいを感じ取る鋭敏な感性って忘れたくないものです。
ところで、いまの時代に、文字通りにこの歌の歌詞を読めば、きみをさらう?誘拐?拉致?という言葉しか浮かんでこなくて、なんともはや、殺伐たる世相になってしまったことを嘆かざるを得ません。
もちろん、この歌詞は、たとえばの話で、もちろんストーカーなんて言葉もなかった時代の話です。(笑)
「もしも許されるなら 眠りについた君を ポケットに詰め込んで このまま連れ去りたい」という、「心の旅」にも通じる歌詞です。
でも、詰めるのはポケットくらいにして、決してコンクリートには、詰めないでくださいね。うわぁ、恐〜いはなし。(笑)
君の眼を見ていると
海を思い出すんだ
淡い青が溶けて
何故か悲しくなるんだ
海を思い出すような、眼ということは、眼はひょっとして青い?。
…と、いうことは、青い眼をした異人さんなんでしょうか。(笑)
ならば、風にさらわれる前に、♪異人さんに 連れられて いっ〜ちゃ〜た〜♪(中略)♪今では 青い目になっちゃって 異人さんの お国にいるんだろ♪(野口雨情作詞 「赤い靴」) ってな、ことにはならないのかな。
でも、これ以上、歌うと、青春館から、童謡館になってしまって、動揺しますのでやめときます。(笑)
さて、ともかく、紺碧の海のような青い眼のことを、碧眼と言って、おもに欧米人のことを指す言葉ですが、確かに、普通は、日本人には碧眼はいないですからね。
もっとも、最近の日本人の娘さんも、茶髪から見事な金髪にシフトしていますし、眼も、色付きのコンタクトレンズのおかげで、碧眼にも変身できるくらいなことは知っていますよ。
でも、なぜか似合う人は、少ないと思うのは、ぼくだけかしら。(笑)
でも、海の青さって、確かに、悲しい色に見えるときがあります。
海の水が塩っぱいのは、多くの悲しみの涙が溶けているから…。
そんな言葉がふと、脳裏をよぎります…。
…少し、真顔になりましたね。(笑)
夏はいつのまにか
翼をたたんだけれど
しかし、夏が翼を持っていたとは、初耳ですね。
しかも、その翼は、夏の海岸のビーチパラソルのように、たたむことができるようで、たいへん収納に便利ですので、テレビショッピングにでも出せば、大ヒットするかも知れません。(笑)。
ぼくたちのこの愛
誰にもぬすめはしない
専用の工具を使って鍵を開ける、ピッキングが急増している物騒な世の中になっていますが、やはり、鍵をかけていても、愛もぬすまれるものでしょうか。(笑)
でも、愛は…、ぬすまれるというよりは…、失うものでしょうね。
…少し、真顔になりましたね。(笑)
涙ながすなんて
ねぇきみらしくないよ
涙をながすから悲しいのか、悲しいから涙をながすのか…。
むずかしい心理学の命題はさておいて、涙ながして、その涙が似合う人なんて、まあ、いませんね。
涙の似合う人って、サーカスの道化師(ピエロ)か、あるいは、いなかっぺ大将の風大左ェ門くらいでしょうか。(笑)
ドボジテ〜って聞かないで、ニャンコ先生にでも聞いてね。(笑)
(注:いなかっぺ大将―「巨人の星」の漫画家、川崎のぼるさんの漫画、ギャグアニメ(昭和45年)の主人公)
でも、涙をながすなんてきみらしくない…っていうけど、そんなわたしに涙をながさせた…ってことにも、気がついてほしいよね…って、小さなつぶやきが聞こえる。
…少し、真顔になりましたね。(笑)
ぼくたちのこの愛
誰にも邪魔させないさ
はいはい、ここまできたら、どうにでもして〜という感じです。(笑)
邪魔しません、犬に蹴られて死にたくぁないしね。(笑)
でも、近年、ところかまわず、抱き合ったりキスしたりしている恋人たちを見ると、思わず、ところかまわず、ワンワンなのにニャンニャンしている犬みたいに、水をかけてやりたくなります。(笑)
きみをさらってゆく 風になりたいな
きみをさらってゆく 風になりたいよ
やはり、風のように、さわやかにしてほしいものです。
でも、風になってもいいけど、季節の変わり目ですから、風邪にならないようにね。(笑)
チューリップの曲は、「心の旅」にしろ「サボテンの花」にしろ、なんかあっけらかんとした曲が多いように思います。
内容のわりに、胃にもたれない曲って感じですね。(笑)
そうそう、この曲の作詞者は、財津和夫さんではなく、元「はっぴいえんど」の松本隆さんです。♪知ってて〜ちょ〜うだい♪
そりゃ財津一郎やろってか?
その突っ込みは、♪ヒジョ〜にキビシイ〜♪(笑)
(初稿2002.8 未改訂) |