Mary Jane on my mind
I cry my eyes out over you
Long long and lonely night
Ever since you're gone
昔々の金曜日の夜…。
警備と保障を業務とし、大都会に渦巻く犯罪に敢然と立ち向かう、勇敢な男たちの物語である、宇津井健さんの「ザ・ガードマン」というテレビ番組を、よく見ていました。
硬派な少年でした。(笑)
そのあとは、視聴者参加番組の「蝶々・雄二の夫婦善哉」です。
番組で紹介される様々な夫婦模様もさることながら、ミヤコ蝶々さん(2000年逝去)、南都雄二さん(1973年逝去)という夫婦漫才師が、離婚したあとも、漫才師としてコンビを続けられて、一緒に司会されていることを、不思議に思いながら見ていました。
早熟な少年でした。(笑)
Mary Jane on my mind
My one and only love
Wondering if you were still mine
Oh how I miss you my dear
現実のガードマンの犯罪や不祥事が続いて、人気長寿番組であった「ザ・ガードマン」が終了…。
その年、1972年(昭和47年)には、「サントリー・デリカワイン」が発売されています。
今でこそ、ワインは、ボージョレ・ヌーボーの解禁が毎年ニュースとなり、抗酸化物質のポリフェノールを含んだアルカリ健康飲料としても知られていますが、この頃はまだ大衆飲料ではありませんでした。
いわゆる団塊の世代が、家族もちとなって、この「サントリー・デリカワイン」の「金曜日には、花買って、パン買って、ワインを買って帰りまぁす。」のテレビCMに触発されて、夫婦で、家庭で、手軽にワインを飲むようになりました。
ワインだけでなく、「ニューファミリー」と呼ばれたこの世代は…その後の我が国の夫婦のあり方や、家族のあり方に、大きく影響を与えました。
Mary Jane on my mind
Gently in my dreams caress your hair
Please remember I'll wait forever
I love you
終了した「ザ・ガードマン」の番組枠が、その後、いわゆるTBS系「金曜ドラマ」の枠につながるのですが、「金曜ドラマ」が名実とともに、「金曜ドラマ」として意識されるのは、やはり、1983年(昭和58年)の「金曜日の妻たちへ」からでしょうか。
Mary Jane on my mind
My one and only love
Every little thing you used to do
Makes my heart to cry
そして、1986年(昭和61年)のいわゆる「金妻」シリーズのひとつとして、「金曜日には花を買って」という金曜日ドラマの挿入歌として使われたのが、1973年ものの、この「メリー・ジェーン」です。
ワインと同じように熟成を待ったかのように。(笑)
…と、ともかく、ようやく、話がつながりましたね。(笑)
「不倫ドラマ」の話が出てきたりして、一時は、この健全サイトの音楽館が、18禁サイトになってしまうかと、ヒヤヒヤされた方も、あるいは内心、喜んだ方もいるのでしょうが、ようやく、落ち着くとこに落ち着きましたね。(笑)
Mary Jane on my mind
Gently in my dreams caress your hair
Please remember I'll wait forever
But most of all I love you
えっ、その「金妻」シリーズの感想ですか。
実は、ぼくは、そのとき、テレビ朝日の裏番組を見てました。
もちろん、必殺仕事人(藤田まこと)シリーズです。
やはり、仕事人のぼくらしいですね。(笑)
誰も言ってくれませんから自分で言っておこうっと。(笑)
ええ〜仕事しまっせぇ〜、ツクツクボーシ〜って感じかな。(笑)
でも、あんときの篠ひろ子さん、色っぽかったですよねぇ〜って、裏もしっかり見ていたりして。(笑)
つのだひろさん…実際に使われている芸名は、なぜか「つのだ☆ひろ」と表記するらしいのですが、「恐怖新聞」「うしろの百太郎」など、心霊漫画で知られる漫画家つのだじろうさんの弟です。
本格ジャズ音楽のドラムニストとしても知られ、また、清水健太郎の「失恋レストラン」なども彼の作詞作曲の提供曲です。
この曲は、ジャスバラードの名曲で、ディスコなんかでは、チークダンスのテーマ曲のようにも使われていますね。
まあ、照明を落としたディスコの♪(((*^-^)八(^∇^*)))♪ ダンスタイムには、ディスコの壁の花として、ただ聞いておられた方も多いでしょうが。(笑)
ちなみに、「メリー・ジェーン(Mary Jane)」は、英語のスラング(隠語・俗語)では、マリファナを意味します。
芸能界ニュースに明るい方には、うなづけるネタでしたね。(笑)
もっとも、「Mary」には、イエス・キリストの母親、つまり、聖母マリアの意味もあるようですが…。
(初稿2002.11 未改訂) |