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吉田拓郎さんや、長渕剛さんが、ハーモニカの名手ならば、山本コウタローさんはさしずめ、リコーダー(縦笛)の名手なんでしょうか。もちろんアブナイ話をしているわけではありませんよ。(笑)
リコーダーの音が、なんとも懐かしくて、良い感じの歌です。
もっとも、コウタローさんがこの曲を演奏するとき、リコーダーを吹いていた記憶は、さだかではありませんが。
あなたがいつか話してくれた岬を僕は訪ねてきた
二人で行くと約束したが今ではそれも叶わないこと
この岬って、彼女の故郷にある岬なんでしょうか。
あるいは、彼女が旅したとき、感動した場所なんでしょうか。
いずれにしろ、恋人同士のときは、恋人を自分の気に入った場所に連れて行きたくなりますよね。また相手もそうです。
時間と空間だけでなく、価値観も共有したいと考えるし、また、し合えるものと考えるものですから。
砕ける波のあの激しさで
あなたをもっと愛したかった
もっとも、永遠を信じた恋人たちの時間と空間は、どうしても、いつしか、ゆがみあってきます。
そうなれば、出逢った頃のことが懐かしく想い起こされると同時に、すでに愛も過去の出来事となっていくのです。
岬めぐりのバスは走る 窓に広がる青い海よ
悲しみ深く胸に沈めたら このたび終えて街に帰ろう
海岸線沿いの道路を走るバスに乗り合わせたときに、ふと脳裏に浮かび、自然と口ずさみたくなるようなフレーズです。
岬めぐりというのは、センチメンタルジャーニー(感傷旅行)に最適なのかもしれません。
この曲のギター演奏については、スリーフィンガーの代表的な、練習曲とも言える曲です。左手のコード進行が楽な分、右手のスリーフィンガーに専念できるという具合です。
なお、スリーフィンガーと言っても、ロックや水割りのツーフィンガーなんかとは無関係ですので、念のため。(笑)
ちなみに、競馬のアニメの「みどりのマキバオー」でリバイバル(替え歌ですが)した「走れコウタロー」は、山本コウタローさんがソロボーカルを務めたソルティーシュガーのヒット曲です。
山本コウタローさんは、昔は好きなキャラクターでしたが、結婚観などに違和感があって、最近はもうひとつ魅力を見出せません。
(初稿1999.8 最終改訂2001.7) |