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「夢想花」―円広志

   忘れてしまいたいことが
   今の私には 多すぎる
   私の記憶の中には
   笑い顔は 遠い昔

忘れてしまいたい!…でも、忘れるというよりは…、すっかりと、覚えていない。(笑)

青春から、遠ざかるにつれ、ほんと記憶力が減退しますね。
いわゆる、もの忘れ…。
忘れてしまいたくないのに…忘れてしまう。

いわゆる、忘却の河の水を飲んで、冥界の彼岸を渡らなくとも、此岸においても、かなり忘却しているものです。
でも、忘却というものは…。
だからこそ、人は生きてゆけるのかも知れませんが…。

しかし、高齢化社会に入って、アルツハイマー型痴呆などに関心がもたれるようになり、その中で、忘却する人間の記憶のメカニズムも、徐々に解明されつつあります。

記憶は、まずその情報を「認知」して、憶え込む「記銘」からはじまり、そして忘れないように記憶の痕跡として「保持」して、その保持した記憶を、必要に応じて思い出す「想起」という過程を経るのが記憶のメカニズムです。

そして、もの忘れして、「想起」できなくても、なにかの拍子で思い出して、すぐに「再認」できるのなら問題ありません。

昨夜食べた晩ご飯のおかずが想い出せないのは、単なるもの忘れといえますが、昨夜晩ご飯を食べたかどうかを思い出せないというのであれば、ちょっと深刻になる必要があります。

記憶には、大別して、エピソード記憶と、意味記憶とがあります。
エピソード記憶というのは、特定の日時や場所と関連した個人的な経験に関する記憶、いわゆる想い出に相当します。
意味記憶というのは、学習を通じて得られた知識などです。
これらの記憶は、長期記憶といって、通常、長く保持されます。

そして、アルツハイマー型痴呆は、とくにエピソード記憶が、障害を受けやすいという特徴があります。

だから、子供の頃に覚えた数式は、思い出しても、いままで暮らしてきた家族の名前が思い出せないなどということが起こります。

   いつの日にか あなたがくれた
   野の花が ノートにありました
   そして私は蝶になり
   夢の中へとんでゆくわ

野の花の名前は忘れても…、ノートが1970年発売のジャポニカ学習帳であることを思い出せなくても…、大丈夫です。(笑)

でも、その野の花を見て、これが、いつ、どこで、誰が、どのような状況でくれたのかを、思い出せないとしたら、エピソード記憶が、かなり危うい状況にあることになります…。

予防としては、次のような、ライフスタイルがいいとのことです。

 (1)知的好奇心を持つこと
 (2)両手を用いた創造的な行為を行うこと
 (3)会話の場をできるだけ多くもつこと

…ということは、この、青春音楽館で、知的好奇心を刺激して、両手入力で掲示板に書き込みをして、多くの人と交流を持つことが、予防として効果的です。(笑)
ボケ封じのホームページとして有名になるかな (^^ゞ

   素直な気持ちを あなたに
   伝えるすべを 知っていたなら
   今は静かに 心を閉じて
   夢の中へ とんでゆくわ

いずれにしろ、素直な気持ちで、自然のままに…。

   とんで とんで とんで
   とんで とんで とんで
   とんで とんで とんで
   まわって まわって
   まわって まわる

まあ、ここまで、とびまわることができたなら、大丈夫でしょう。(笑)


「夢想花」は、第16回ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)」及び「第9回世界歌謡祭」で、グランプリを獲得しました。
リフレインが強烈ですが、これは、上手に歌わないと、とんで とんで が いつのまにか でとん でとん と聞こえます。(笑)

円広志さん、いまや、すっかりお笑い系タレントですが…、本名の篠原義彦で作曲した、次の曲もいい曲ですね。

  娘盛りを 無駄にするなと
  時雨の宿で 背を向ける人
     〆
  ヒュルリ ヒュルリララ
  ききわけのない 女です    「越冬つばめ」(森昌子)1983年

娘盛りを無駄にして、ききわけのない女になった人も多いかな。?
おっと失言してしもた…。F(^^;)
ヒュルリ ヒュルリララ〜 タリラリラン〜のコニャニャチワ〜。(笑)

(初稿2002.9 未改訂)


夢想花

作詞/作曲 円 広志

忘れてしまいたいことが
今の私には 多すぎる
私の記憶の中には
笑い顔は 遠い昔

いつの日にか あなたがくれた
野の花が ノートにありました
そして私は蝶になり
夢の中へとんでゆくわ

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

愛し合った 日々のことは
今日を最後に したいけど
あなたを憎む 勇気さえ
教えてくれなかったわ

素直な気持ちを あなたに
伝えるすべを 知っていたなら
今は静かに 心を閉じて
夢の中へ とんでゆくわ

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

素直な気持ちを あなたに
伝えるすべを 知っていたなら
今は静かに 心を閉じて
夢の中へ とんでゆくわ

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

1978年(昭和53年)
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