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「夢の中へ」―井上陽水

「まぁ〜、みなさん、聞いてください。このごろの歌聞いて、これは、なるほどなぁ〜と、得心するような歌がありますか。この前もラジオで、『カンドレ・マンドレ』という歌が流れてました。
誰の歌なんかな〜思うたら、『アンドレ・カンドレ』やて。
『アンドレ・カンドレ』が『カンドレ・マンドレ』を歌っとる…人をおちょくっとたら、ホンマ承知せんぞー!。
ふざけんのも、ええかげんにせぇい、責任者出て来〜い!。」

「出て来たら、どないすんの、この、どろ亀!。」
「そら謝ったらええねん!…ごめんちゃい。((^^)) 。」

…と、かって、大阪のぼやき漫才の故・人生幸朗&生恵幸子師匠が、ほんとうに、ぼやき漫才のネタに使ってました。
もっとも、まぁ、こんなことことを知ってる人は、上方漫才のツウ…か人間の骨董品でおまんな。(笑)

…とはいえ、漫才ネタに使われるほどに、アンドレ・カンドレが、大ヒットし…いや、違うアンドレ・カンドレのカンドレ・マンドレが大ヒットした訳でもなく、ぼくなんかは、アンドレ・カンドレのカンドレ・マンドレの歌を聞く前に、カンドレ・マンドレを歌うアンドレ・カンドレの存在を、この漫才で知ったような記憶があります。(笑)。
それにしても、ややこしい。(笑)

カンドレ・マンドレでデビューした、その「けったいな」芸名のアンドレ・カンドレさんが、心機一転して、芸名を変えて出した再起のファーストシングルが、…「人生が二度あれば 」。
…そう、すなわち、井上陽水さんです。
前口上が長いですが、みなさん、お元気ですか〜♪(笑)

その後、「断絶」、「愛は君」、「感謝知らずの女」、 「限りない欲望」、「傘がない」などを収録したデビューアルバム「断絶」をリリース。
これが徐々にヒットしていきます。
たまたま、フォークギター仲間であった友人の一人が、まだマイナーだった井上陽水さんに心酔していた影響で、大ヒットする前から知っていて、コピーした記憶があります。

自分が、これいいなぁ、と思って注目した曲や歌手が、徐々にヒットチャートを登っていくというのは、まるで、自分が見い出し、育ててきたかのような錯覚に陥り、心地よいものです。(笑)
ウウフ… サーアー…と、歌詞に行きます。(笑)

  探しものは何ですか 見つけにくいものですか?

人が一生懸命、探しものしているところを見たときに、思わず、このフレーズでつっこみたくなりませんか。

  まだまだ探す気ですか?
  それより僕と踊りませんか?

そんな、あほなこと言うてへんで、あんたも探してよ。
見つけたら、あとでなんぼでも踊ったるさかい。
…と、まあ、関西では、このように受け流すのが正統です。(笑)

  探すのをやめたとき時
  見つかること事も よくある話で
  踊りましょう 夢の中へ
  行ってみたいと思いませんか

これは誰にでも似たような体験がありますよね。
正確には、探すのをあきらめて、だいぶ経ったあとで用が無くなったときに、見つかるものなんですが。(笑)

  探しものはなん何ですか まだまだ探す気ですか?

いったい、なにを探しているんでしょう。
インターネットなら、検索で探せますが。(笑)
この「青春音楽館」のURLなら、ヤフーでも、グーでも「青春音楽館」のキーワードでも探せません。…まっ、探さないか。(^^ゞ

それにしても、ほんと、なにを探しているんでしょう。
ここまでして、探そうとしているものと言えば…。

あっ、そこの君たち、孤独なインータネットの放浪者たち、いったい何を探しているの?。
えっ、なに?愛?
探しているのは、愛なんですか…。
う〜ん、確かに、世の中、愛を探している人は多いですね。
得がたき愛、失われし愛…。
孤独な放浪者たちが求める探し物…。

でも、探しているのが愛ならば、探すだけ無駄というものです。
愛は、決して、探せるものではないのです。
もちろんカバンの中や机の中に、あるはずもない。
なぜなら愛は、人の心の中で芽生え、そして、つねに育てていかなければ枯れてしまうものですから…。

  夢の中へ夢の中へ
  行ってみたいと 思いませんか?
  ウウフ… ウウフ…
  ウウフ… サーアー

陽水シリーズのコピーで迫るならば、「人生が二度あれば 」、「傘がない」、「紙飛行機」、 「白い一日」などを、しんみりと歌ったあとに、エンディングに「夢の中へ」を歌うのが、高度なステージテクニックです。(笑)
しかし、順番待ちで、一曲しか許されないときは、やはりイントロからサビ、そしてエンディングで盛り上がる「心もよう」あたりがいいでしょう。一曲でリーズナブル。(笑)

もっとも、コピーして受けるかは、「サーアー?」ですが。(笑)

  Ah ウウフ… 夢の中へ
  ウウフ… 夢の中へ
  ウウフ… サーアー
(初稿2000.10 未改訂)



夢の中へ

作詞/作曲 井上陽水

探しものは何ですか 見つけにくいものですか?
カバンの中もつくえの中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

ウウフ… ウウフ…
ウウフ… サーアー

休むことも許されず 笑う事は止められて
はいつくばって はいつくばって
いったい何を探しているのか
探すのをやめたとき時
見つかること事も よくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか

ウウフ… ウウフ…
ウウフ… サーアー

探しものはなん何ですか まだまだ探す気ですか?
夢の中へ夢の中へ
行ってみたいと 思いませんか?
ウウフ… ウウフ…
ウウフ… サーアー
Ah ウウフ… 夢の中へ
ウウフ… 夢の中へ
ウウフ… サーアー

昭和48年(1973年)
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