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木戸をあけて」―小椋佳
─家出をする少年がその母親に捧げる歌─

(初稿2004.3 未改訂)


歌詞

作詞/作曲 小椋佳

あなたの後姿に そっと別れを告げてみれば
あなたの髪のあたりに ぽっと明かりがさしたような
裏の木戸をあけて 一人夜に出れば
明かりの消えた街角 足も重くなるけれど
僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない


許してくれるだろうか 僕の若いわがままを
分ってくれるだろうか 僕の遥かなさまよいを
裏の木戸をあけて いつか疲れ果てて
あなたの甘い胸元へ きっと戻りつくだろう
僕の遠いあこがれ 遠い旅の終る時に


帰るその日までに 僕の胸の中に
語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも
僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない

19年(昭和5年)
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