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「季節はずれの走馬灯」―古時計

てててて季節はずれの走馬灯 作詩・ 作曲・おおば
ひろかず

(初稿1999.9 最終改訂2001.8)


季節はずれの走馬灯

作詞 中村俊男
作曲 大場弘一

藍染浴衣で母さんが
夜店ですくった赤い魚
いつの間にか子供が産まれ
小さな世界で幸せそうです
遠くへ行った母さんに
今年もお祭り見せたくて
窓辺にかけたあの日の浴衣
震えているのはなぜですか
秋の祭りの笛の音が
季節はずれの走馬灯に
ぽつんと明かりをつけてくれました

一枚しかない 母さんの
悲しみ知らない頃の写真
いるのまにか黄色くなって
それでも笑顔がきれいです
やさしくにおう   母さんの
キキョウの花の咲いている浴衣
僕の大事なあの人に
着てもらってもいいですか
心にしみる虫の音が
季節はずれの走馬灯に
ぽつんと明かりをつけてくれました

1975年(昭和5年)
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