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季節はずれの走馬灯
作詞 中村俊男
作曲 大場弘一
藍染浴衣で母さんが
夜店ですくった赤い魚
いつの間にか子供が産まれ
小さな世界で幸せそうです
遠くへ行った母さんに
今年もお祭り見せたくて
窓辺にかけたあの日の浴衣
震えているのはなぜですか
秋の祭りの笛の音が
季節はずれの走馬灯に
ぽつんと明かりをつけてくれました
一枚しかない 母さんの
悲しみ知らない頃の写真
いるのまにか黄色くなって
それでも笑顔がきれいです
やさしくにおう 母さんの
キキョウの花の咲いている浴衣
僕の大事なあの人に
着てもらってもいいですか
心にしみる虫の音が
季節はずれの走馬灯に
ぽつんと明かりをつけてくれました
1975年(昭和5年) |