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季節の中に埋もれて」―大塚博堂


(初稿2006.3 未改訂)


歌詞

作詞/作曲
大塚博堂 / 季節の中に埋もれて
作詞: 藤公之介
作曲: 大塚博堂


耳に押しあてた電話の向こうで
どこか寂しげにうるんだきみの声がする
ぼくだと気づいて君は声を呑み
他人行儀なあいつさつで黙ってしまう
きみと別れてぼくは自由になれたと
思いちがいをしてたよ
きみなしでは何ひとつ出来はしないくせに
何かいってくれこみ上げてしまう
きみはあれから幸せか
泣いてはいないか…

季節がいくつもこの部屋の中を
気の毒そうにのぞき込み通り過ぎていく
戻っておいでとこの電話口で
ささやきかけたらきみは迷惑だろうか
きみと別れてぼくは若さにまかせて
がむしゃらに走ったよ
きみのいない寂しさを埋ずめられないままに
何かいってくれこみ上げてしまう

きみはあれから幸せか
泣いてはいないか…

19年(昭和5年)
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