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「男どうし」―杉田二郎

はしだのりひことシューベルツ、ジローズのメンバーとして活躍後、ソロ歌手として「男どうし」がヒット。



実は、このエピソードは、鉄道マニアにとっては、有名なエピソードで基礎知識らしいのですが、ぼくは亡くなった親友から初めて聞いた話です。
それも、ぼくの結婚について、相談というかアドバイスを親友の彼に求めたときに…。

…この前、会わせたやろ、あの彼女と結婚しようかと思ってるんやけどな…。

…ええことや。ぼくは似合うてると思うてたで。

…でもな、実家が青森で、ちょっと遠方すぎるかなと思うんやけど。

…ええやん、帰郷するときにブルートレイン「日本海」に乗れるしな、夜に乗って、ひとばん寝たら、朝には着いてるから、けっこう便利やねんで。
ぼくはええと思うけどな。

ぼくの結婚話を後押しするかのように言ってから、それからさきほどの「日本海」のエピソードの話しになって、それから、二人で旅したいくつかの夜行列車の話しになって…。

しかし、彼の結婚の話を聞かぬまま、そして、列者の旅の話の続きを聞かぬままに、彼は遠くひとり銀河鉄道に乗って、星になってしまって…。




(初稿2004.3 未改訂)


男どうし

作詞 北山修
作曲 杉田二郎

君にはかわいい恋人ができたという
我が家の嫁さんには子供が
しらけた時代だね うすっぺらな言葉だけど
友情はこわれないと むきになって叫びたいこの頃だ
ふるさとに帰ったら 二人だけで会おうよ
手紙だけでは 言えない話をしようよ
だって男どうしじゃないか
昔のように話し明かそうよ

ばかつくほどに 正直すぎる君だから
さみしさに酔いしれる時もある
昔ならいつでも ゆかいな仲間たちが
すぐにやって来ただろう 泣いて笑った幼な友達だ
ふるさとに帰ったら 俺にまかせておくれ
秋のまつりの頃だし みんながそろうだろう
だって男どうしじゃないか
昔のように話し明かそうよ

ふるさとに帰ったら 顔だけは出すんだよ
無理を承知で あの娘もひっぱり出すつもりさ
だって男どうしじゃないか
昔のように話し明かそうよ
だって男どうしじゃないか
昔のように話し明かそうよ
1975年(昭和50年)
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