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はしだのりひことシューベルツ、ジローズのメンバーとして活躍後、ソロ歌手として「男どうし」がヒット。
実は、このエピソードは、鉄道マニアにとっては、有名なエピソードで基礎知識らしいのですが、ぼくは亡くなった親友から初めて聞いた話です。
それも、ぼくの結婚について、相談というかアドバイスを親友の彼に求めたときに…。
…この前、会わせたやろ、あの彼女と結婚しようかと思ってるんやけどな…。
…ええことや。ぼくは似合うてると思うてたで。
…でもな、実家が青森で、ちょっと遠方すぎるかなと思うんやけど。
…ええやん、帰郷するときにブルートレイン「日本海」に乗れるしな、夜に乗って、ひとばん寝たら、朝には着いてるから、けっこう便利やねんで。
ぼくはええと思うけどな。
ぼくの結婚話を後押しするかのように言ってから、それからさきほどの「日本海」のエピソードの話しになって、それから、二人で旅したいくつかの夜行列車の話しになって…。
しかし、彼の結婚の話を聞かぬまま、そして、列者の旅の話の続きを聞かぬままに、彼は遠くひとり銀河鉄道に乗って、星になってしまって…。
(初稿2004.3 未改訂) |