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「ポップコーンをほおばって 」―甲斐バンド

甲斐バンドは、ヴォーカル甲斐よしひろの華のある歌声と、楽曲のドラマティックなストーリー性で、70〜80年代にかけて広く深く支持されたロック・バンドだ。ボーカル甲斐よしひろの、不良のダンディニズムを前面に押し出した、アウトロー的なカッコよさに多くの若者がシビレた。数々のビッグ・ヒットを生まれ、数万人規模ライヴも次々と成功させ、一大ムーブメントを作り上げていったのだ。

「ロックの詩人」1986年の甲斐バンド解散コンサート
(初稿2004.3 未改訂)


歌詞

作詞/作曲 甲斐よしひろ

映画を見るならフランス映画さ
若かった頃の君と僕の想い出話しは
君が手を振りきった二十歳の時
埋もれ陽の道に すべては消えうせた

僕等は飛べない鳥じゃなかったはず
翼を広げたら きっと飛べたんだ
僕等は飛べない鳥じゃなかったはず
君は翼がある事を知って恐かったんでしょう

別れる為に君を抱きしめたんじゃない
燃えつきるほど二人 生きちゃいないじゃない
大都会 そんな痛み傷ついた街に
ほんとの君は なぜ死んでしまったの

ポップコーンをほおばって
ポップコーンをほおばって
天使達の声に耳を傾けている
君の最後の言葉を落としていく
バスを追っかけて 追っかけて

僕の青い声は いつのまにか
こんなにこんなに 涸れてしまった
教会の鐘が聞こえるかい
天使の讃美歌は聞こえるかい

悲しい君と僕のさよならは
色あせた午後に 終ってしまった

ポップコーンをほおばって
ポップコーンをほおばって
天使達の声に耳を傾けている

ポップコーンをほおばって
ポップコーンをほおばって
天使達の声に耳を傾けている


1975年(昭和50年)
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