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「色彩都市」―大貫妙子

大貫妙子さんの'82年発表のアルバム「cliche」に収録されている「色彩都市」を改題した作品。新たに付けられた歌詞は、元の作品とは全く違うものになっていますが、こういう世界に憧れる(そして現実とのギャップにたじろぐ?)お父さん / 娘さん、は多いのでは。
1982年に発売されたアルバム「クリシェ」。「黒のクレール」「ピーターラビットとわたし」も聴ける、大貫妙子の代表的な作品のひとつ。ライナーノ−ツによると、クリシェは常套句という意味のフランス語だが、日常の中の宝物という気持ちを込めたものらしい。

ジャケットは、80年初頭らしくパンクやテクノの影響が見えるけど、パウダーなピンクとブルーの初々しい色使いがやさしく明るいカンジ。ただ、LPサイズのデザインなので、CDサイズで見ると少しチマチマして見えちゃうのが残念。ダイモのテープが使われているのが懐かしいな。今、自分の中でちょっとしたダイモブームなので(笑)

この中の「色彩都市」は大好きな曲。イントロのパーカッションからしてググッと引き込まれる。明るい光が、さんさんと降り注いでいるようなカンジ。透明な風が吹いて、ゆったりと時間が流れてるカンジ。こころがほどけて自由になっていくカンジ。聴いたら、都会の景色が揺らいで、海や森に見えてくるような。“はじめてみつけた宝ものは 少年みたいなあなたのこと”歌詞に胸がきゅーんとするよ。。。




(初稿1999.9 最終改訂2001.8)


色彩都市

作詞/作曲 大貫妙子

ひまを もて遊ばしているあなた
レエスのパラソル そっと閉じて

頬にふりそそぐ 十二色の
外は光と風のハーモニー

遊びながらきれいになるのよ
私だけの秘密

はじめてみつけた宝物は
少年みたいなあなたのこと

恋の道草はもうやめましょう
帰る想いはたったひとつ

聞いて
魔法使いの竪琴
ふたり奏でる愛のシンフォニー

歌いながら
きれいになるのよ
私だけの秘密

優しくあなたにつつまれたなら
少女のわたしと出会いました

いつでも心は雨のち晴れ
はつらつ頼りを待っています

1982年(昭和57年)
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