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「掌」―グレープ

てててて
(初稿2003.3 未改訂)


歌詞
作詞/作曲 さだまさし

 うつむきがちに 私は
 掌をみつめてる
 自分の人生をみつめている
 つかみそこねた愛を
 指でそっとたどって
 ためらいに疲れて ため息つく
 今より少しでいいから
 勇気があれば
 あなたのあたたかい指を
 離さずにすんだのに
 ありきたりの別れなど
 しなくてすんだのにと

 流した涙の数を
 指折りかぞえてみる
 ついてるついてないとかぞえてみる
 いつの間にか私の
 悲しみの数の方が
 自分の年よりも増えてしまった
 掌を鏡に写しさよならと云ってみる
 いつもと同じ笑顔でこうして別れた
 そしていつもこの涙を拭うのも私の手

1975年(昭和50年)
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