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「タッチ」は、岩崎良美の20枚目のシングル。 1985年3月21日にキャニオンレコードから発売された。
表題曲「タッチ」は、フジテレビ系列で放映された、テレビアニメ『タッチ』の第1期オープニングテーマ曲として使用された。レコード会社のキャニオン・レコード(現・ポニーキャニオン)側は当初、プロモーションのため新人歌手の起用を提示したが、監督の杉井ギサブローがこれに抵抗。話し合いがもたれるうち、原作あだち充の世界を表現できる実力のある歌手ということで、キャニオン所属歌手の中から岩崎良美で落ち着いたという[1]。
発売当時は、オリコンチャートのベストテンにも入らなかった(最高位12位、売上24.7万枚)が、その後長く愛されるようになり、岩崎良美の最大のヒット曲となった[2][3]。またTBS系列『ザ・ベストテン』でも、1980年の「涼風」以来10位以内のランクインは果たせなかったが、20位以内には通算6週間入っている。また1985年5月30日、「決心」がヒット中だった実姉・岩崎宏美と「今週のスポットライト」で同番組で初共演の時、同曲を歌唱した。なお1985年12月放送の「『ザ・ベストテン』年間ランキング」は67位だった。
このオープニング主題歌『タッチ』は、21世紀に入った現在でも日本の高校野球では、応援歌(ヒッティングマーチ)の定番とされており俄然人気が高く、その後も数々のカバーがされている。なお、あだち充の母校・前橋商業高校では「タッチを演奏すると負ける」と言われ全く使用されていなかったが、2007年に解禁されたことが報じられる。この際、あだちは「遅いよ…」とコメントしていたという[4]。
(初稿2010.3 未改訂) |