ありがとう…そして…
|
風誘う 花よりもなほ 我はまた 春の名残を 如何にとやせん 元禄14年3月14日没 浅野内匠頭辞世句 ありがとう…。 150曲、それから、100万アクセス達成。 でも、いつでも青春の見果てぬ夢という名の坂の途中だから…。 だから…、まだ坂道を登り続ける余力は残っています。 そして、いきおい、ということならば、ともかく、休みなく、この坂道を登り続けていくことの方が、あるいは、らくなのかもしれません。 登り続けていくことよりも、休んでからまた、登りだすことの方が、もっとつらいことも知っています。 でも、エネルギーの供給を失った惰性のいきおいは、いずれ失速します。 150曲、そして、100万アクセスの達成を意識したときに、次なるゴール、200曲、200万アクセスの目標が見えはじめました。 しかし、あらためて、この目標を、みずからに課そうと思いたったときに、いつでも青春音楽館に対して、心の奥底に生じている、さまざまなわだかまりを、もういちどゆっくり見つめ直してからでも遅くはないと思いました。 だから、当分の間、更新を休止とさせていただきました。 やさしさ故に傷ついて、やさしさ故に傷つけて。 坂道を、ただ黙々と、登っている人たちの頑張っている姿が、また自然と見えだしてきたら、ぼくもまた歩きはじめるのでしょうか。 行き着くところの答えは、やはりそれしかないのかもしれません。 ありがとう…そして…、 そう…、木蓮の花は上を向いて咲くのです。 |
惜春 
|
作詞/作曲 さだまさし 君は坂道を登ってゆく 僕は坂道を下りてゆく すれ違い坂は春の名残りに 木蓮の香り降る夕暮れ 薄墨の中に沈みゆく愛を 涙と交互に掘り起こせば 出逢うのはいつもあたたかな嘘と わずかばかりの夢の切れはし やさしさ故に傷ついて やさしさ故に傷つけて 君は振り返る弱さもなく 僕は引き止める強さもなく ただ立ち尽くせば背中合わせに おだやかに落ちてゆく二人 君は忘れ去る強さもなく 僕は思い出す弱さもなく ただ音もたてず時の流れに ふりつもるさびしさの気配 倒れゆく愛の光と影から こぼれた真実を抱き起こせば 哀しみはつまり風に追われては 枯葉がくり返す吹き溜り やさしさ故に傷ついて やさしさ故に傷つけて 君は坂道を登ってゆく 僕は坂道を下りてゆく すれ違い坂は春の名残りに 木蓮の香り降る夕暮れ 1979年(昭和54年) |